エアフローは、細かなパウダー状にした粉を強力なジェット水流で歯に吹きつけて汚れを落とします。金属チップや研磨剤を使用しません。
痛みがほとんどなく、歯面を傷つけることがない話題の予防治療です。
歯や補綴物への侵襲を最小限に優しくクリーニングすることができます。
2024年から新しくハビットプロとリセットコートといううがい薬を導入いたしました。
歯科医院専売品は市販品とは違い厚生労働省で認められている最大の濃度が入ってます。
是非ご利用ください。
歯が生えてきたら歯磨きをしましょう。小さいお子様は嫌がることもありますが、小学校に入るまではお母様が仕上げ磨きをして下さい。また、6歳前後で生える奥の大人の歯は生えたてがむし歯になりやすいので、仕上げ磨きをして下さい。
歯磨き粉は、歯磨き粉だけを飲んでしまう場合もあるので、小さいお子様はつけなくていいです。磨き方は1~2本ずつ横磨きをして下さい。
奥歯が生えているお子様は、デンタルフロス(糸)での掃除もできればよりむし歯になりにくくなります。
特に歯と歯がぴったり生えているお子様は歯と歯の間のむし歯に注意が必要です。
小さいお子様の消化器は小さいので、年齢によっては間食は必要な場合もあります。時間の決まっていない間食や、あめ、スポーツ飲料やジュースを多く飲んでいるとむし歯には非常になりやすい環境になります。
決まった時間の間食と、寝る前の飲み物は麦茶や水などにしましょう。
フッ素は歯のカルシウムと結合して、歯を強くする性質があります。歯の生えたてからフッ素を塗っているお子様のむし歯の本数は圧倒的に低くなります。3~4ヶ月に1回ごとのフッ素を塗ることをお勧めしています。ただし、環境(間食・歯の質・歯磨き)によってはフッ素を塗ってもむし歯になることも当然あります。
フッ素の塗り方は、まず歯を磨いて歯の表面についているタンパク質様の膜を取り去ります。次にフッ素を塗り、フッ素を塗った後は効果を高めるため30分ほど、うがいや飲食は避けていただきます。
味はややからいので、お子様によっては苦手な場合もあります。
乳歯の奥歯や永久歯の奥歯は溝が深いので、汚れがたまりやすく歯ブラシでは落としにくい状態になります。その溝からむし歯が進行することが多く、あらかじめ溝埋めをしておく方法があります。むし歯の治療のように、歯を削ることはありませんので、お子様にとっても受けやすい処置です。
むし歯は細菌によって起こる感染症(人から人へ移る病気)です。お口の中には沢山の種類の細菌がすんでいて、その中の一部がむし歯菌です。むし歯菌の割合が少なければ、他の細菌が栄養を取ってしまい、むし歯菌の繁殖の機会が少なくなります。
したがって、ご両親のお口の中の細菌の割合がそのままお子様のお口の中に移ることが多いのです。お母様によっては、自分の使ったはしでお子様にお食事は絶対にあげないとされる方もいらっしゃるほどです。
ただ、むし歯の少ないお口の環境であれば、むし歯菌が移る心配をすることはなくなりますし、スキンシップを我慢することもなくなります。お子様の歯が最初に生える前、または生えたてに、ご両親のお口の中の環境を良好に(むし歯菌を少なく)しておくことは大事です。そのためには、むし歯の治療と歯ブラシでは落としきれない歯の表面のバイオフィルム(むし歯菌や歯周病菌とタンパク質の膜)をきれいにしておくことが大事です。