むし歯の見分け方は次を参考にして下さい。(正確な診断はご来院下さい)
※前歯の表面が薄く茶色くなっている場合は、茶しぶなどが付着しただけのときがあります。ポリッシング(専用の回転ブラシで磨きます)で見違えるほどきれいになります。歯の一部が黄色や白色になっている場合は、むし歯のときと、もともと色がついていた場合があります。歯が新しく出てきたり、乳歯と永久歯が生え変わるときには一時的に痛みやかゆみを伴うときがあります。あくまでも目安ですので、心配でしたらご来院下さい。
治療ができるかどうかはお子様によってまちまちです。年齢的にも様々で、2歳でも治療できるお子様もいますが、小学校1年でやっとというお子様もいます。通常は4歳ぐらいからがんばれることが多いです。
お子様の様子を見ながら、無理をせずお母様と一緒に取り組んでいきます。
当院の方針は、乳歯は基本的に生え変わる歯なので、あまり無理をせず、なにがなんでも治療するということはいたしません。その時々に、お母様と相談しながら治療の内容を決めていきます。
1.むし歯の進行止めや予防薬
→小さいお子様や、治療の難しいお子様
2.白いプラスチック製の詰め物
→小さいむし歯や見た目の気になるところ
3.金属の詰め物
→大きいむし歯(白いプラスチック製の詰め物でつめることも多いです)
4.神経の治療
→痛い場合は麻酔が必要になります。神経がすでに死んでしまっている場合には麻酔なしで治療ができます。最終的には根の中をきれいにした後、被せます。
5.むし歯が大きくても大人の歯が生えてきたときは治療しないこともあります。
治療をしてもまたむし歯ができることがあります。また、お子様は歯ぎしりが強いことが多いので、詰め物が取れることもあります。むし歯予防もかねて、3ヶ月ごとに来院して下さい。
歯茎の表面を麻痺させ感覚を無くすことにより、針のチクッとした刺激を軽減できます。
一般的な歯科で用いられるゼリー状の表面麻酔は、唾液によって流れやすく効果も少しなので、痛みに敏感なお子様などは痛がります。
そのようなこともあり、ペンレステープというシート状の表面麻酔を取り入れました。(無味無臭です)
成人でも使用可能ですのでご気軽にご相談ください。
次の順序で至急近くの歯医者さんに持っていって下さい。
◆してはいけないこと
歯科医院に事前に電話連絡を入れておくと歯科医院でも準備しますからなお良いでしょう。